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ゆびさきの半景
ご挨拶
本作品で、サカサマナコの長編作品は3本目となります。
前作品が終演してから約1年半の間。
人とのあれこれを、いや、人との、だけじゃないけれど。
自分と繋がっている、色んなものや色んなこととのことを考えて続けています。
その延長線上に「人とつくること」ということがありまして。
自分ひとりの想像力で飛んでみることよりも、
いま、同じ時間に、同じ場所に集まった、たくさんの「ひとり」の想像力で。
もっともっと高いところまで飛んでみたいと思うようになりました。
本作品のテーマは「物語」です。
人は何故、物語を紡ぐのか。紡ぐ先には何があるのか。誰のための物語なのか。
考えることを重ねる度に、近づいていってる反面、
どんどん遠ざかったり、忘れてしまっている物語があるんだということ。
それ自体を忘れてしまっていました。
もうすぐ27歳。
17歳から10年が経とうとしています。
戻る、のではなく。こぼしていったものをひとつずつ思い出す時間を。
皆様と一緒に紡ぐことができれば幸いです。
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